本日も乙

ただの自己満足な備忘録。

AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイトに受かってきた

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一週間前になってしまいましたが、システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター – アソシエイト試験に合格してきました。今年3月にはソリューションアーキテクト-アソシエイトも受かっているため、2つの認定試験に合格していることになります。
本記事はなぜ受けようと思ったのか、勉強法、試験の様子、実際に受けてみてどうだったのかを紹介していきます。

なぜ受けようとおもったのか

AWSのスキル、プラクティスを体系的に学び、それなりのスキルを有していることを証明したかったからです。 2014年頃からAWSを使った業務をしていて、それなりにAWSに慣れ親しんできている方かなと思うのですが、業務とは関係ないAWSサービスを触ることが無かったですし、慣れているサービスであってもベストプラクティスに則っていなかったりとAWSを使いこなせている感が少々物足りませんでした。また、自分のキャリアを考えたときに、AWSに触れている時間が大半を占めるようになり、それを武器にしていった方がいいんじゃないかと考えるようになりました。
それなりのスキルを有していることの証明になるだろう、「一応AWS知っているぜ」というレベルになりたい、と思いから受験することにしました。

受験することでスキルやプラクティスを強制的に勉強する機会を作ることで、怠けがちな自分に追い込みをかけることができます。自費で受験したのですが、それなりに高い(16,200円)ので落ちるともったいないと思い、必死に勉強するようになります。

AWS認定資格を有することで、AWS Summitで認定者ラウンジでくつろげることも動機の一つですw

勉強法

自費で受験している身としては、できるだけお金をかけずに勉強しました。

試験サンプル問題を解く

まずはサンプル問題を解いてみて、レベル感を感じてみます。 「いけそうだ!」と思えば、模擬試験も受けてみてレベル感を掴みます。 「ても足も出ない・・・」と思えば、ドキュメントを見ながら実際に触ってみることから始めたほうが良いかと思います。

模擬試験

2,160円/回。Webで受験することができます。30分で20問出題されて本番試験と同じ画面、ほぼ同じ出題範囲と割合、レベルで出題されます。 問題の正解/不正解は分からないものの、自分が理解できているものの棚卸と試験に慣れておくために受けておくことをおすすめします。 なお、ソリューションアーキテクトで2回模擬試験を受けたのですが、1回目と同じ問題だったので、複数回受ける必要はありません。

Black Beltの資料

AWS クラウドサービス活用資料集

Black Belt(黒帯)ということで、中級〜上級者向けの資料が置いてあります。PDFファイルをタブレットに保存して隙間時間に読み進めました。

ホワイトペーパー

試験概要にあったホワイトペーパーをタブレットに入れて読んでいました。全部は読まず、知っているところは飛ばして流し読み程度です。 日本語に翻訳されています。

AWS Cloud Design Pattern(CDP)

AWS-CloudDesignPattern

解決したい課題に対して、ベストプラクティスとなるパターンが網羅されています。本も出版されていますが、Webサイトで復習しました。 若干内容が古いので、最新情報と照らし合わせながら読むと良いと思います。

試験の様子

職場の近くだった渋谷のテストセンターを会場に選択しました。
認定試験を受ける場合には、免許証などの写真付き身分証明書の他にクレジットカードや銀行キャッシュカードが必要です。

試験はテストセンター内にある専用PCで受けます。最近、テスティング業者がPSIというのに変わったのですが、

  • テスト専用のオペレーターがついており、画面横にあるチャットでやりとりすることができる(英語キーボードなので日本語は打てない)
  • 試験を受けるまでに、PC備え付けのカメラでの撮影、免許証のスキャンとクレジットカードをスキャン(カメラ越しに見せる)を行う
  • 試験中、カメラで監視されており、机から手を話したりカメラから顔が見えなくなるとチャットで指摘される

という前回の認定試験と様子が違っていたので戸惑いはありました。私の場合、手を顔にあてて考える癖があるのですが、それをやるとチャット経由で指摘されるため、終始机に手を置いた状態で受けたため、終わった後は肩が凝りましたw 平日に受けたため、他に受験する人がおらず、部屋に一人だけの状態だったので、いつもより集中できたのは良かったです。

受けてみてどうだったか

それぞれの試験で振り返ってみました。

ソリューションアーキテクトと比較して出題対象のサービスが多いので、カバー範囲を広くしないと正答できず難しく感じました。
OpsWorksとかBeanStalkとか実はほとんど手付かずだったサービスに関する問題があったので、勉強不足を痛感しました。 総合評価も76%と少々危険水域だったので、次にプロフェッショナルレベルを受けるときは、もっと勉強しないとなと思いました。

総合評点: 76%

トピックレベルスコアリング:
1.0  Monitoring and Metrics: 62%
2.0  High Availability: 100%
3.0  Analysis: 77%
4.0  Deployment and Provisioning: 75%
5.0  Data Management: 85%
6.0  Security: 62%
7.0  Networking: 71%

最後に

試験に追い込まれながらの勉強は少々詰め込み気味でしたが自分の血肉になると信じています。今年中にデベロッパー アソシエイトを受けて来年はプロフェッショナルレベルに挑戦したいと思います!